ほめパラ!

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「笑って年越し!世代対決」意気込み動画

晦日ネタ番組「笑って年越し!世代対決」のTwitter阿佐ヶ谷姉妹の意気込み動画が掲載されました。

 

THE Wの女王対決というマッチメイキングなのに、吉住さんでなく、吉住さんとユニットを組む岡野陽一さんについて話し始める江里子さん。

岡野さんのおじさんテイストのネタは「ヤバいおじさん」なところがある、と言っている途中で「私たちもヤバいおばさんね。」とみほさんに話しかけて、ナチュラルに笑う江里子さん。これを「やばおじ、やばおばの対決ってことで。」と、独自の略語を使ってまとめてみせます。

「やばおじ」も「やばおば」も、既に、誰かが言っている言葉な気がするけれども、実際にネット検索してみると、ほとんどヒットしません。世間に浸透するまでには至っていないという点では、新しさもあり、また「なんでもかんでも略すな(笑)」という、ほんのりとしたおかしみを纏っている言葉のように思います。

思い返せば、今までも、江里子さんは言葉を略してみたり、ひっくり返したり、小さい「つ」を大きな「つ」に読み替えたりする、言葉遊び的なもので、クスッと笑える雰囲気を作ることが多かったように思います。たぶん、瞬発力とか、その場その場の空気を読む力とか、色んな能力を総合して、視聴者を笑わせているのでしょうから、これらの言葉遊びは、その面白さの一部でしかなく、江里子さんが言うから面白い、というところもあると思うのですが、とても好きで、時々マネをしてみたくなります。

そして、面白かったのが、ここから後の部分。

江里子さんが「やばおじとやばおばの対決」と言ったのを受けて、みほさんが「そこは負けられないわね!」と力強く言ったのです。このズレっぷりが阿佐ヶ谷姉妹すぎて、思わず、声を出して笑ってしまいました。さらに、江里子さんまで「そこは負けられない!」と言って、正面を向いて真面目な顔しているのを見たら、もうダメ、面白すぎてギブアップです。もう、始まる前から、2人とも、ちょっと「やばおば」ですよ?

真面目な顔してしっかりふざけてるのが、のほほんとしつつも、きっちり骨太のお笑いファイターですね。

そう言えば、12月16日に放映されたNHKの漫才まつりの煽り映像でも、吉田たちとの言い争いが、やっぱりズレてて面白かったんですよね。

「偽物姉妹!」と煽ってきた吉田たちに「本物兄弟!」と言い返す江里子さん。「それ悪口じゃないから(笑)」というズレ方も面白いし、おばさんが子供が悪口を言う時のトーンでこれを言っているのがまた可笑しくて、思いっきり笑ってしまいました。

また、その後に、江里子さんが「私たち面白い!」と吉田たちを煽ったら、みほさんが間髪入れず「面白い?」と江里子さんに素のトーンで聞いてきたところも笑いました。これに、江里子さんの「聞いてんじゃないわよ!」というツッコミが入って、小競り合い的なワチャワチャ状態になったのも、ひたすら面白かったです。

全部ズレてるけど、作為を感じさせず、どこまでもナチュラルに見えます。天然なのかなんなのか、よく分かりません。そして、結果的にはずっとふざけたことしか言っていないのですが、表面的には大真面目な優等生に見えるのが不思議な方たちだなと思います。